[Mac OS X Lion] フルスクリーンでEvernoteを使うときに操作が格段に便利になる3つの方法
Mac OS X Lion にしてから、このようにフルスクリーンにした Evernote とその他のアプリを起動させるスペースの二画面でやっています。
1 スペース 1 アプリでスペースを使い過ぎると Mission Control の挙動が重くなるし、ウィンドウ配置を自由自在に変更できる「Moom」で不便しないので、このような配置に落ち着きました。
参考記事 : [Mac] ウィンドウ配置をキーボードショートカットで自由自在に変更できる「Moom」
で、フルスクリーンで使っていて、便利だなあと思う操作が身に付いてきたのでシェアします。
1. Evernote にファイルを渡す
Evernote は、あらゆるファイルを記憶することができます。それが写真であれ、動画であれ、音楽であれ、なんでもね。
Evernote にファイルを渡すには、このようにドックにある象さんアイコンにファイルをドラッグして落とします。
もしくは、ファイルをドラッグした状態で画面の端に押し付けることで、スペース移動をすることができます。
これで、Evernote で開いているノートの特定の場所にファイルを渡すことができます。
2. キーボード・ショートカットでスペース移動を行う
OS X Lion になって、スペースの移動を四本指スワイプで行えるのですが、ここではキーボード・ショートカットを使います。だって、キーボード・ショートカット好きなんですもの。
スペースの移動は、[ control + 方向キー ]で行えます。
すっと移動できるので、とても気持ちいいです。
3. BetterTouchTool でノートを素早く閉じる
フルスクリーンで Evernote を使うと、強制的に「サムネールビュー」になり、散らばったノートの閲覧性は高くなりますが、そのノートの内容をもっと見たいときはわざわざオープンする必要があります。
そして、一度オープンしたノートを閉じるのには、ウィンドウの左上の「閉じる」をクリックするか、[ command⌘ + W ]を押せば良いのですが、面倒。
僕はこの面倒さで、一時期フルスクリーンで Evernote を使うのを諦めていましたが、BetterTouchTool 使えばいいじゃんと思うようになり、Evernote をフルスクリーンで使うことを再開。
とりあえず、実動作を示します。BetterTouchTool の説明は後から行います。
BetterTouchTool は、トラックパッドなどのジェスチャとキーボード・ショートカットを結びつけるすごいアプリです。今回は、[ 四本指スワイプ下 ] = [ command⌘ + W ]と設定しました。
このようにノートを開いています。
四本指スワイプ下でノートを閉じる。
画像じゃその素晴らしさが伝わらないと思いますが、これ泣けるほど便利。試してみなきゃ分からん世界です。
注意したいのが、ノートが開いてない状態で行わないこと。Evernote を閉じてしまいます。
BeterTouchTool の設定
以下のアドレスから BetterTouchTool をダウンロードします。
http://blog.boastr.net/?page_id=1722
それで、起動するとメニューバーに表示されるので、「Preference」を選択します。
「Select Application」で Evernote を追加します。また、ここではジェスチャを行う装置を「Trackpad / Magic Trackpad」で選択します。
「Add new gesture」を選択して、「Touchpad Gesture」に「Four Finger Swipe Down」を、「Custom Keyboard Shortcut」に「⌘W」を設定します。
これで設定は終わりです。快適すぎるフルスクリーン Evernote ライフをお送りください。
さいごに
説明してきたように僕はこんな感じで、フルスクリーンで Evernote を使っています。で、こんな感じに使っていると、なんだか別の OS を Mac 上で動かしてるみたいだなあと思います。
丁度、@rashita2 先生が仰ってました。
私なりの感覚で言うと、Evernote はパソコンの OS の上に乗っているもう一つの OS。セミ OS 的な感覚です。それは IOS(インフォメーション・オペレーティング・システム)といったノリで、情報のデータベース的に使っています。
via: R-style » 『Evernote オフ@名古屋』に参加してきました(4)〜たとえばの使用例〜
僕も Evernote で知的生産のデキる男しかもイイ男になりたいものです。
ということで、僕のこれからの目標は、「Evernote を用いたアウトプットの方法の探索」です。