ツールを知ることで、発想も行動も変わる
先日、ツールに関するブログ記事を書いた際に、Evernote を見返してみると面白い種が転がっていた。今日はそれを育てていこうと思う。
ツールによる発想の変異
以前、Evernote オフ@名古屋で Evernote CEO のフィル・リービン氏がツールの話をされていた。その時の断片的なメモが Evernote に残っていたのだ。
詳しいことは、残念ながら Evernote を探してもなかったので、思い出して書いてみる。
例えば、何かを破壊したいとする。あなたならどうするだろうか? 多分、ハンマーを持ってくるだろう。しかし、ハンマーがなかった時代には、あなたはどう考えただろう? そう、そのツールを知ってからは、それを含めた考えかたをせざるを得ないのだ。その体験が、Evernote にはある。
こんな話だったような気がする。間違ってたらごめんなさい。
つまり、僕たちが、情報収集・整理しようとするとなると、Evernote を知った今、Evernote を使えばいいじゃんと、いの一番に考える。
視野が狭くなるという危険性も孕んでいるかもしれないが、ツールを知っているか否かでは、考えかたそのものが大きく変わってしまう。
発想と、そしてとれる行動も変わる
今年の 1・2 月に静岡県にインターンシップをした時の話。
その際に、パソコンでデータ処理を行う機会があったのですが、その単調な繰り返し作業の中で、なんかこれ、以前学んだプログラミング言語「なでしこ」で、自動化できるじゃんと思った。
関連:パソコン作業を自動化する!日本語プログラミング言語「なでしこ」講座を開いてきました
たぶん、その言語(ツール)を学習していないと、そういう発想には至らなかった。そして、つるつるの脳味噌をフル稼働させて、だいたい 3〜4 時間で、年間 40 時間ぐらい稼げる自動化プログラムを作成した。
このように、ツールを知っているか否かで、「これできるじゃん」という発想が違いますし、さらに行動そのものも異なってくる。
おわりに
当たり前のようで、なかなか意識しないことではありますが、そういうのを知ってるかどうかって、もの凄いアドバンテージだよなと思う次第です。