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キーボードからアプリを起動できるランチャーアプリ「Alfred」をさらに便利に使う3つのスパイス

タッチタイピングを覚えると、PC 操作が断然楽になる。僕が覚えたての頃は、スーパーハッカー気分を味わっていたものだ。

さらに、格好良く PC を操作したいという方にオススメなのが、ランチャーアプリである。アプリを起動するためにわざわざマウス(トラックパッド)に手を伸ばすことなく、アプリ名をキーボードで打ち込むだけで起動できるのだ。

今回、紹介するのは、僕が愛用している「Alfred」というランチャーアプリ。

Alfred 0.9.10(無料)Alfred 0.9.10(無料)

このアプリは、こんなことができる。

  • アプリケーション起動
  • ファイル検索, ファイル・オープン
  • Web 検索, アドレス検索
  • 終了, 再起動, スリープ

基本的な操作は以下のブログが詳しいので割愛。

参考:Quick Silver を超えた?Alfred で Mac をカチャカチャ使う *男子ハック

3 つのスパイスでさらに Alfred をカチャカチャ使おう

ここでは、僕自身の Alfred を便利に使う方法を 3 つ紹介する。

1. 計算結果をクリップボードにコピー

Alfred に数式を打ち込んでエンターキー押すと、計算結果をクリップボードにコピーできる。ちなみに、Spotlight でも計算できるが、計算結果を取得できないと思う。

2. 素早く辞書を引いたり、翻訳する

Alfred があれば、辞書を引くために標準アプリの辞書を起動する必要も、翻訳サイトを開く必要はない。

このように、「di(半角スペース)調べたい文章」と入力すれば辞書をサクっと開ける。

初期状態では、di ではなく define。「Alfred Preferences」→「Features」→「Spelling」から任意の Keyword に変更可能。

また、「tr(半角スペース)翻訳したい文章」と入力すれば Google 翻訳にサクっとアクセスできる。

初期状態では、tr ではなく translate。「Alfred Preferences」→「Features」→「Web Searches」から任意の Keyword に変更可能。

3. 指定したウェブページをアプリのように起動する

ここで、予定を確認するために Google カレンダーを開くための手順を考えよう。

  1. Web ブラウザを起動
  2. 登録してあるブックマークをクリック

Alfred を使うとこのようになる。

  1. Alfred をキーボード・ショートカットで起動
  2. 「cal(任意の Keyword)」とタイプ

手順数は変わらないが、慣れると Alfred の方が早いと感じるはずだ。また、他の URL も指定することができる。頻繁に使う Web サービスを登録しておくと便利。

Alfred Preferences→Features→Custom Searches から任意の Keyword, Sarch URL を変更可能。

おわりに

最初の導入は面倒だと思うかもしれないが、慣れると手放せなくなること間違いなしである。

ちなみに、僕は、他人の Mac を触ったときに、何度も Alfred をキーボード・ショートカットで開こうとして「あれ、変だなあ」と呟くぐらいヘビー・ユーザだ。