キーボードからアプリを起動できるランチャーアプリ「Alfred」をさらに便利に使う3つのスパイス
タッチタイピングを覚えると、PC 操作が断然楽になる。僕が覚えたての頃は、スーパーハッカー気分を味わっていたものだ。
さらに、格好良く PC を操作したいという方にオススメなのが、ランチャーアプリである。アプリを起動するためにわざわざマウス(トラックパッド)に手を伸ばすことなく、アプリ名をキーボードで打ち込むだけで起動できるのだ。
今回、紹介するのは、僕が愛用している「Alfred」というランチャーアプリ。
このアプリは、こんなことができる。
- アプリケーション起動
- ファイル検索, ファイル・オープン
- Web 検索, アドレス検索
- 終了, 再起動, スリープ
基本的な操作は以下のブログが詳しいので割愛。
参考:Quick Silver を超えた?Alfred で Mac をカチャカチャ使う *男子ハック
3 つのスパイスでさらに Alfred をカチャカチャ使おう
ここでは、僕自身の Alfred を便利に使う方法を 3 つ紹介する。
1. 計算結果をクリップボードにコピー
Alfred に数式を打ち込んでエンターキー押すと、計算結果をクリップボードにコピーできる。ちなみに、Spotlight でも計算できるが、計算結果を取得できないと思う。
2. 素早く辞書を引いたり、翻訳する
Alfred があれば、辞書を引くために標準アプリの辞書を起動する必要も、翻訳サイトを開く必要はない。
このように、「di(半角スペース)調べたい文章」と入力すれば辞書をサクっと開ける。
初期状態では、di ではなく define。「Alfred Preferences」→「Features」→「Spelling」から任意の Keyword に変更可能。
また、「tr(半角スペース)翻訳したい文章」と入力すれば Google 翻訳にサクっとアクセスできる。
初期状態では、tr ではなく translate。「Alfred Preferences」→「Features」→「Web Searches」から任意の Keyword に変更可能。
3. 指定したウェブページをアプリのように起動する
ここで、予定を確認するために Google カレンダーを開くための手順を考えよう。
- Web ブラウザを起動
- 登録してあるブックマークをクリック
Alfred を使うとこのようになる。
- Alfred をキーボード・ショートカットで起動
- 「cal(任意の Keyword)」とタイプ
手順数は変わらないが、慣れると Alfred の方が早いと感じるはずだ。また、他の URL も指定することができる。頻繁に使う Web サービスを登録しておくと便利。
Alfred Preferences→Features→Custom Searches から任意の Keyword, Sarch URL を変更可能。
おわりに
最初の導入は面倒だと思うかもしれないが、慣れると手放せなくなること間違いなしである。
ちなみに、僕は、他人の Mac を触ったときに、何度も Alfred をキーボード・ショートカットで開こうとして「あれ、変だなあ」と呟くぐらいヘビー・ユーザだ。