ハリオ コーヒーミル・セラミックスリム
新宿の紀伊國屋書店と同じブロックにあるヤマモトコーヒー店でコーヒーミルを購入した。今までは、挽かれたコーヒー豆とカリタのコーヒードリッパ 101 でコーヒーを淹れていたけれど、元旦に書いた 2014 年のやりたい項目に「コーヒー豆を挽く」があったし、会社のオフィスに来客さんから頂いたコーヒー豆(タリーズコーヒーで購入されたもの)が放置されていたから、ハリオのコーヒーミル・セラミックスリムを購入するまでに至った。
作曲家ベートーヴェンは一杯のコーヒーを淹れるために豆を 60 粒律儀に数えていたエピソードに倣って、自分も淹れてみたが少し濃かった。何度か味を見て 48 粒の中挽きに落ち着いた。コーヒーの淹れ方には明るくないが、沸騰後少し経ったお湯で豆を一度蒸らしてから、残りのお湯を注いでいる。
自分で豆を挽くことは手間が掛かると思って敬遠していたが、その豆が砕かれる感触と音、それにともなう香り、恐らくは豆に閉じ込められていた旨味が病み付きになった。また、豆による違いも大きいだろうけれど、コーヒーが冷めた時に強調される苦味がそれほど立たず、初めて冷めた時にも美味しいコーヒーが淹れられた。
このハリオのコーヒーミル・セラミックスリムは、省スペースだし、挽かれた豆の量が一目で分かるのが気に入っている。良い買い物をしたなと思う。