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ビットコインは何故、金に例えられるか?ビットコインと金とマジックナンバー 21

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ビットコインはしばしば金に例えられます。ここでは、ビットコインにまつわる 21 の数字を通して、その理由を見ていきましょう。

金の総量は 21 万トン

金は、貴重な金属として知られています。金は原子番号が大きい原子(つまり、原子核を構成する陽子と中性子の数が多い)であり、自然界では星の爆発などの天文学的なイベントによってのみ生成されます。

そのため、その総量は決まっています。Wikipedia によれば 2014 年時点でこれまでに採掘され精製された金は 18 万トン、自然界全体でも 21 万トンしかないと言われています。つまり、大部分を掘り出しているということですね。

21 万トンというのは、オリンピックサイズ・プール(長さ 50m, 幅 25m, 深さ 2m 以上)3 杯分です。人類は今までの歴史で、地球全体の地殻内(地球の表層部)に広く存在している金をせっせと集めては、精製してきました。

ビットコインの発行上限は 2,100 万個

ビットコインもその総数が決まっています。ビットコインでは、ブロックを生成するときにマイナーへの報酬として、新しく生成されたビットコインを付与します。

その付与額は、4 年ごとに半減し、現在の 12.5BTC が 2020 年には 6.25BTC, 2024 年には 3.125BTC となり、最終的には 2140 年で新しく生成されることはなくなります。

CoinMarketCap によれば、1,667 万個のビットコインが既に採掘されていますが、2140 年には発行上限の 2,100 万個になります。

4 年ごとのブロック生成数は 21 万個

ビットコインのブロックは 10 分ごとに 1 つ作られます。ビットコインは 4 年ごとに新規発行数が半減しますが、このビットコインの 4 年ごとのブロック生成数も 21 万個になります。

4 年 ✕ 365 日 ✕ 24 時間 ✕ 60 分 / 10 分 = 210,240 ≒ 21 万

マジックナンバー 21 以外の金に似ている理由

このようにビットコインにはそのシステムに多くの 21 が含まれていることが分かりました。これは設計者のサトシ・ナカモトによる遊びごころだとは思いますが、なかなかうまく出来ていますね。

その他にも、数字以外の金に似ている理由としては、金が地球上に広く存在しているという性質は、ビットコインが国に依存しないという性質に似ています。プラチナは、南アフリカとロシアに産地が依存しているため、比喩には使えませんね。

また、地球上に存在する金の大部分を掘り出していることを考えると、その残りを掘り起こすのは非常に大変です。ビットコインも 約 80%(1,667 万個 / 2,100 万個)を既に発行しており、2140 年までゆっくりとその残りが発行されます。

以上、ビットコインが金に似ている理由を見ていきました。今後、発行数が減っていく中、どのように値段が推移していくのか、興味深いですね。