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ビットコインの取引をリアルタイムで見てみよう

bitcoin

ビットコインの取引をリアルタイムで見れるサイト chainFlyer では、グラフィカルに、いま世界中で行われている取引を見ることができます。

Blockchain Explorer

総ブロック数

横に並んでいるのがブロックです。ブロックには約 10 分ごとに発生したトランザクション(取引)が格納されていて、現在(2017/11/07)時点では、493453 ブロックがこれまでに生成されています。ですので、以下の計算より:

493453 ブロック ✕ 10 分 / (24 時間 ✕ 60 分) / 365 日 ≒ 9 年

9 年前からビットコインの取引が行われていることがわかります。後述しますが、2009/01/04 に最初のブロックが生成されているので、計算はだいたい合っているようですね。

取引は公開されている

Blockchain Explorer

試しにひとつブロックを覗いてみましょう。そのブロックの情報に加えて、そのブロックに含まれている全トランザクションが見えます。

このように、ブロックチェーン上に記録された取引は、オープンです。ですが、銀行の口座と違って、個人を特定できないため、アドレスを知っていても振り込むことぐらいしか出来ません。

GENESIS(創世記)ブロック

chainFlyer のトップページの右側にある黒いブロックには、ビットコイン開発者であるサトシ・ナカモトが自分宛てに 50 BTC を送った取引が格納されています。

そして、その中にある取引(トランザクション)を見てみると、以下のメッセージが含まれています(ビットコインでは送金するときにメッセージを含めることができます)。

2009/01/04 03:15:05 JST
The Times 03/Jan/2009 Chancellor on brink of second bailout for banks
タイム紙 2009 年 1 月 3 日 英大蔵大臣は銀行への二度目の救済を決めようとしている

ビットコインが開発された理由は本人は明らかにしていませんが、メッセージからは、破綻しそうな銀行を国民のお金で救済するという中央銀行による貨幣のコントロールを皮肉っているように思えます。