仮想通貨を売り買いするときに注意したい値段の差(スプレッド)
仮想通貨を売り・買いするには、ふたつの方法があります。仮想通貨販売所を使う方法と、トレード画面で売り買いする方法(取引所)です。
今回は、仮想通貨販売所を使うときに注意しておきたいことを説明していきます。
ビットコインの買いと売りの値段の差(スプレッド)
ここで coincheck のビットコイン販売所の、同じ時間での買い値と売り値、さらに買い値に対する売り値の比率を調べてみます。
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- 買い値:¥836,450 / 1BTC
- 売り値:¥827,800 / 1BTC
- 買い値に対する売り値の比率: 約 99 %(827,800 / 836,450 = 0.989)
また、同時間の bitFlyer のビットコイン販売所も見ていきましょう。
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- 買い値:¥849,684 / 1BTC
- 売り値:¥816,704 / 1BTC
- 買い値に対する売り値の比率: 約 96 %(816,704 / 849,684 = 0.961)
販売所によって違いはありますが、買い値に対して売り値は安くなることがわかります。この差は、仮想通貨販売所の取引手数料のようなものです。
これからわかることは、仮想通貨のトレードで儲けるには、最低でも、売り値が買い値を超えなければならない、ということです。
頻繁に売り買い(短期トレード)する場合は、この差を気にする必要があります。
アルトコインの買いと売りの値段の差(スプレッド)
最後に、Ripple(単位は XRP)というアルトコインを見てみます。
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- 買い値:¥24.319 / 1XRP
- 売り値:¥22.862 / 1XRP
- 買い値に対する売り値の比率: 約 94 %(22.862 / 24.319 = 0.94)
アルトコインは、ビットコインに比べて、流動性が低いため、このスプレッドが広い(値段の差が大きい)ことがわかります。