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日記を書いているということ

BOOK OFF で森鴎外の日記を見かけたのでぱらぱらと捲ってみた。森鴎外と言えば、僕の地元である北九州市小倉に居を構えていた人物である。確かその邸宅を覗いた覚えがあるのだが、小学生の頃に訪れた山口県萩市、半年前に訪れた新潟県の笹川邸とダブり、最早、明瞭に思い出せない。

森鴎外の日記は味気なかったが、ともあれ日記は読むのも書くのも楽しいものである。高校生の頃は、小生物語MORI LOG ACADEMY を読んでいたし、00年代に流行った日記サイトに足繁く通っていたし、自分でも日記は高校一年生の頃からネットに書いていた。

話は変わるが(後で繋がります)、僕が今勤めている会社(AppBank 株式会社の子会社 apprime 株式会社)は、エンジニアを増やそうという段階にある。僕の他には、iOS エンジニア一人、インターンから入社した Android エンジニア一人、僕が Android 兼フロントエンド(約一年前までは、iOS も含む)という感じである。20 サイトぐらい管理しているから、結構だるい。口を開けば愚痴を言って、上司を困らせている。

それで人を採用するために、派遣会社の人とか、採用ページから応募してくれた人と、面接することがある。しかし、面接の中でその人となりを掴むのは難しい。特に相手の人が緊張している場合は、なかなか引き出せなくてもったいない思いをしている。

面接する前に、その人の SNS とか GitHub とかブログの情報を頂いているのだが、そういえばブログを書いている人とは面接をしたことがない。というか、社内を見渡しても日記を書いているというのがそもそも珍しい。Twitter はよく見るけれど、僕を含めて大概、碌なことを書いていない。Twitter の残念な部分なのだが、ここから人となりを判断するのはまず無理である。また、GitHub アカウントがないと、どういうコードを書いているのかが分からなくて凄く不安だ。自分が面接する側になって初めて気付いたから、2015 年は GitHub にコードを書いている。

そういう時、その人が日記(ブログ)を書いていれば楽なのになあと思う。日記は、その人の人となりが現れる。例えば、このブログは、2011年から書いているのだけれど、遡って読んでもらえれば、その時に何の技術を学んでいたのとか、どこに旅行に行ったとか、どれぐらいの文章を書ける人間なのか(人のことは言えない)、どれぐらい冷めた人間なのかがわかる(笑)。

一番大事なのが、少なからぬ時間を掛けて日記を書いているのだから、その人を信用するためのハードルがとても低く設定されるということだ。なんせ、何年間も日記を書いている人間が、悪いことをするはずがないと決めてかかれるからだ。というわけで応募の際に、ブログの URL があると、僕は凄く興味を持つと思います(注意:会社の考えとは関係ありません)。