フィリピン留学 8/16 週目
夜寝ている間に、台風が通過した。昨夜は、窓を打ち付ける激しい雨を子守唄代わりに、よく眠れた気がする。日頃から頻繁に停電するフィリピンの田舎事情だが、眠気眼に枕元に置いていた iPhone のあの充電開始音が何度も聞こえたことから察するに、昨夜はより頻繁だったようだ。ここでは、据え置き型ゲーム機・PC はデータが飛ぶのが怖くて使えないなと思う。
炎を意味する flame は /fleɪm/ なのに、可燃性 flammable は /flǽməb(ə)l/ と、同一箇所にある a の発音が、 /e/ と /æ/ で違う体験を 5 回ぐらい繰り返している。また、/æ/ は通称 Sexy A と呼ばれており、アとエの中間の音を口を大きく開けて発音する。日本人的に、態度が悪い人の「あ?」の音に聞こえるから、発音を訂正されるときに、少しイラッとしてしまう。精神修養が不足しているか、心に余裕がないようだ。
日本語でも「…をググる」という他動詞があるように、英語にも Google という単語には他動詞の意味もある。だから、例えば “Google googled google.” 「Google が Google についてググった」のような文も作れる。こういう例を交えて、英語は語順が大事だと学校教育で学びたかった。なぜ学校教育では、英語の先生はこの大事な部分を抜かしていたのだろう(あるいは、僕が知らなかっただけかもしれないが)。最近、暇な時はこういうことばかり考えていて、擬人化すれば “The chair chaired the chair.” 「その椅子くんが議長の座を務めた」のように、たくさん作れることに気付いた。こういうジョークは個人的にかなり面白いと思っていて、英語版の厚切りジェイソンになれるかもしれない。